子どもの頑張る方向性が間違っている時のアドバイス

2022.10.14

子どもが試合で負けた時に、その原因がスタミナ切れだと気づき、腕立て伏せをやると言い出しました。

頑張ろうとするのはいいのですが、方向性が間違うことは、大人でもよくあることです。

今回は子どもが頑張る方向性が間違っている時にどんな風に接していけばいいかを話していきたいと思います。

子どもの頑張る方向性が違ったら親子でしっかりと話し合おう

この場合だったら、親は内心で、「筋トレばかりじゃなく、走ったほうがいい」と思うはず。そこで、「腕立てもいいよね。でも、試合中にバテたのなら、持久力がないのだから、走ったほうがいいんじゃない?」と親のアドバイスは、いいアドバイスだと思うのです。

子どもが「走るのは嫌だから、いやだ」と言った場合は、「そうだよね。私も嫌いだからわかるよ。でも、走るのが嫌いな選手はだいたいスタミナ切れを起こすんだよね。どうする?」「走る以外にスタミナが付く方法はあるかな?」などと、大事なのは、抱えている課題について話し合っていくのです。

それから、子どもは8歳ぐらいになると、競技の素人である親の言うことは、なかなか聞かなくなります。

もし、子どもがスポーツクラブなどに所属していて、コーチがいるのであれば、子どもにコーチにどうしたら自分が強くなれるのか聞いてくるように言うといいでしょう。

そして、最後は必ず、親が押しつけるのではなく、子どもに自分で練習メニューを選ばせて決めさせます。そうやって、強くなる方法を見つけていけばいいのです。

もし、子どもの頑張る方向性が違っていたら、親子で課題について話し合ったり、コーチに聞くことも大事です。

また、最後は必ず、子どもに選ばせて決めさせましょう。

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