金メダリストは自己肯定感が抜群に高い!

2022.11.16

オリンピックで金メダルを取る、つまり世界一になるアスリート達には、どんな特徴があるのでしょうか。

今回は金メダリストの特徴を理解することで、自己肯定感を高めるヒントを探していきましょう。

「自己肯定感」「負けず嫌い」が上へと成長するポイント

実は、オリンピック選手は自分が大好きで、自己肯定感が抜群に高いです。

トップアスリートには、エリートタイプと叩き上げタイプの2種類がいます。

エリートタイプは、幼いころからまわりの人達に天才だと言われて育ち、自分自身もそう思っています。

でもそれを鼻にかけるような人たちではありません。

みなさん、シャイで謙虚で人間的にもいい方ばかり。ところが面白いことがあります。

「本当にすごいですね」「素晴らしいですね」「天才ですね」というような賛辞を贈られても、本人は否定しないのです。

ニコニコしながらすんなり受け入れてしまうのです。

普通の人なら、そこまでほめられると何だか落ち着かなくなって、つい「そうでもないんですよ」とか「いえいえ、とんでもない」と言ってしまいますよね。

でも、その素振りさえなく、普通に「ええ」とか「まあ」と言うのです。 

とはいえ、この行為は、ナルシストとも違います。ナルシストは人から見られることで、よろこびを感じる人達です。

金メダリストのエリートタイプの人達は、人からみられていなくても、トレーニングに取り組んでいる自分が大好きな人達です。

つまり、自己肯定感が、非常に高いのです。

一方、叩き上げタイプは、いわゆる天才肌ではなく、子どものころは兄弟とくらべても、自分のほうが劣っていたりして、もともとの自己肯定感は高くありません。

ところが、高いビジョンや強い目的意識を持つことで、自己肯定感を上げていけます。

そして、叩き上げタイプは、「自分に負けたくない」という負けず嫌いの気持ちと自己肯定感が常にせめぎ合っています。

そのせめぎ合いのなかで、高い目標に向かって駆け上がっていくイメージです。

もちろん、叩き上げタイプだけでなく、エリートタイプも負けず嫌いの気持ちを持っています。叩き上げタイプと違うのは、その配合率だけ。「負けず嫌い」より「自己肯定感」のほうが、多いのです。

「自分に負けたくない」という負けず嫌いな気持ちと、自己肯定感。

どちらの配合率が多くても少なくても、この2つの要素は、人を上へと上げていくことができるのです。 

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