モチベーションを保つためには「行動の目標」に切り替える

2022.11.26

どうしてもモチベーションが上がらないという時があります。

これは目標が大きすぎる時や、やってもやっても強くなっている実感がない時に起こり得ます。

今回はモチベーションが保てないときにどんな風に乗り越えていけばいいかについてお話をしていきたいと思います。

目標までの道のりを逆算しよう

人間、成長している時はモチベーションが高くなるのですが、成長を感じられないとモチベーションは低下していきます。

一方で、意外と上達しているかどうかがわからない時期もあるものです。

そこで、「試合に勝つ」「上達する」などの結果の目標ではなく、「毎日素振りを50回する」などの行動の目標に変えてしまいましょう。

行動の目標にすれば、無理なく達成できて、モチベーションが保てます。

達成感を知るアスリート達は、地道な練習を乗り越えたら、結果はあとからついてくることを知っています。

しかし多くの人は、それを体験として知らないので、つい心が折れてしまって、やめたくなってしまうのです。

もうひとつは目標が大きすぎて、今日の練習と結びつけられない場合は、モチベーションが保てません。

体操の米田さんが言うには「オリンピックの3ヶ月前に頑張るのは当たり前。でも、4年前から頑張るかどうかで結果が決まるんです」と。

私達は、今日の練習が4年後のオリンピックにつながっているものだとはなかなか想像できません。

でも、今ここで手を抜いて、「まだ4年ある」と言っている人はオリンピックには行けません。4年前の今だからこそ、3ヶ月前の気持ちで練習した人だけがオリンピックに行けるのです。

「本番の3ヶ月前は誰もが必死にやっているので、差がつかない。でも、4年前の今日だったら差がつく」と思えば、モチベーションが保てるはずです。

あとは、目標から細かく逆算していくと、たいていの時間が足りないことに気づくものです。

本気で目標にコミットメントしている人は、クリスマスもお正月も休みません。

4月の開幕戦に向けて、3月に最終調整する必要があるなら、年末年始には体を仕上げておかないと間に合わないのです。

このように目標に対する日々の練習の重要性と、時間が足りてないとわかったら、モチベーションが下がることもないのです。

モチベーションが保てないのは、目標が大きすぎるか、達成感が感じられないことからくるものです。

無理なく達成できる「行動」にするか、目標までの道のりを逆算することがおすすめです。

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