「ねばり」は「ねばる」行動を具体化することで生まれる!

2022.12.27

試合や勉強など、ねばろうと思っていても、ねばれないことで思うようにいかないことも多いのではないでしょうか。

今回は、具体的に何をどうねばるのかやどうあきらめないのかを考えることで、粘り強く行動するヒントをお伝えしていきます。

ねばる「行動」へと落とし込めば、結果はついてくる

監督やコーチは「あきらめずにもっとねばれ」とよく言います。選手達も「ねばりきれなくて負けた」「ねばりが足りなかった」と言います。

でも、何をどうねばるのか、ねばらなければいけなかったのか言わない、言えない人が多いのです。

特に子どもや学生であれば、具体的に指摘されないとわからないものです。

あなたが「ねばりが足りない」と言われているのであれば、指導者に具体的に何が足りないのかを直接聞くべきでしょう。

ねばりを手に入れたいならば、「ねばり強い性格」になる必要はありません。ねばりにつながる「行動」をする必要があるだけです。

サッカーでロスタイムに失点したとします。

その原因は、あなたがマークすべき選手をしっかり最後までマークしきれなかったことです。その時のあなたは、息が上がり足もついていかず、集中力も保てていませんでした。

試合後、あなたは指導者から「あきらめずにもっとねばれ」と言われました。

この場合、あなたに必要な、ねばりにつながる行動とはなんでしょうか。

90分間ピッチを駆け回る走力。最後まで途切れない集中力といえます。

すると走力・持久力をアップするトレーニングが必要であり、日頃の練習から集中して臨むことが大事だということがわかります。

ねばりというものを気持ちや性格の問題ととらえてはいけません。

何をすることが、ねばることなのかを具体的な行動に落とし込むようにしましょう。

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