余計なプライドは大波乱のもと

2023.01.04

相手は格上のはずなのに、あれよあれよという間に競り合いになり、ゲームセットが告げられた時には、負けが確定してしまった。負けるはずのない相手だったのに•••。

明らかに「相手は弱い」という場合、なめてかかってしまい、痛い目に遭うのはよくあることです。

格下相手の試合では傲慢さが心に隙をつくる

明らかに「相手は弱い」という場合、なめてかかってしまい、痛い目に遭うのはよくあることです。

「油断があった」「心に隙があった」といわれますが、まさにその通りです。試合に集中しきれていなかったのです。

きっと、試合前も試合中も次のような思いが、あなたの心にあったはずです。

「こんなところで負けられない」

「失敗は許されない」

「カッコよく勝ちたい」

格下相手に思わず持ってしまう余計なプライドが、試合への集中力を削ぎ、あなたのプレーを邪魔しているのです。

また、力をつけてきた中高生が社会人の選手を打ち負かす場面はよくあることです。対戦相手の能力は常に変化しているものです。

相手の過去の戦績は、これから始まる自分の試合には、まったく参考にならないものだと考えてください。

だからこそ、余計なプライドはどこかに置いておくことです。

そのためには、試合前であれば、今、自分のやるべきことに集中すること。

試合中に余計なプライドが心に浮かんできたら、「今ここ」と言って集中をしましょう。つまり、目の前にあることだけに意識が向くようにするのです。比較的単純に集中力を上げる方法です。

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