心が折れない子どもを育てるために必要なもの

2022.09.21

私たちは生きていくなかで、「メンタルが強い・弱い」とか「心が折れる」ということをよく見聞きします。プレッシャーに負けたり、何かに失敗したりして、気持ちが落ち込み、なかなか落ち込んだ状態から立ち直れないことがあります。これは大人だけの話ではありません。子どもも同様に、なかなか立ち直れずにいることもあります。子どもが立ち直れずにいるときに、どのようにお声がけをし、サポートをすれば良いのでしょうか。

メンタルの育て方が子どもの人生を左右する

子どもが立ち直れずにいることが深刻になると、鬱になったり、引きこもったり、暴力に走ったり、リストカットをすることになります。

これもやはり、子どもたちにも起こり得ることで、すべては心が折れている状態だと言えます。心が折れてしまって、世の中に絶望しているのです。

お子さんがどんな大人になっていくかは、子ども時代に決まります。

社会を知らない子どもたちの無垢なメンタルは、家族のなかでもっとも社会的存在である親によって、色付けされていきます。

だから、親が子どもの幸せを願うのであれば、メンタルについて知っておかないと、どんなに子どもに時間とお金と情熱を注いでも、結果として「愛情を間違える」ことがあるのです。

子どもを愛していない親はいません。

しかし、愛情を間違える親は実は沢山いるのです。

でも、リストカットをする子や、引きこもっている子の親が我が子を愛していないかと言ったら、実際はものすごく愛しているのです。

リストカットをする子としない子のいったい何が違うのかというと、メンタルの育て方を間違えてしまったのです。

メンタルの育て方が子どもの人生を左右してしまうのです。

心が折れない子どもにするにはメンタルが重要

メンタルを育てていくことが子育てというもの。親は子どもに幸せになって欲しいがために、その心が折れて欲しくないと願うものです。では、子どもの心が折れないように、メンタルを育てていくためには、いったい何が必要なのでしょうか。

答えは、自分への肯定感です。

どんなにいろんなものを手に入れても、自分への肯定感と自己承認がなければ、人生は上手くいかなくなります。

まず、自分への肯定感が真ん中にあり、その肯定感をさせるように、自己承認があるのです。自分への肯定感と自己承認の意味合いは同じようなもので、簡単に言えば「自分をOKする気持ち」のことです。

自己承認をするから、肯定感も高まるし、肯定感が高いから、自己承認が出入る、というように互いにリンクしています。

自分への肯定感がなかったり、自己承認ができないと、他人に感謝ができないので、当然周りの人とも上手くいかなくなります。

自分をOKする気持ちがあるから、他人に対しての感謝や慈しむ気持ち、優しい気持ちが生まれてくるのです。

自分への肯定感と自己承認という「自分をOKする気持ち」が、子どもたちの強いメンタルを育て、心が折れない子どもへと成長するのです。

ページトップ