一時的なスランプは、何も変えずに乗り終える!

2022.12.26

頑張っても結果が出ない、上達しない。なぜか練習に身が入らないなど、一時的なスランプに陥るのは、誰にでもあることです。

このスランプから抜け出すために、よくやりがちなことが、あわてていつもの行動をガラリと変えようとすることです。

実際にそうすることで、余計に悪循環にはまった経験がある人は、多いのではないでしょうか。

今回は一時的なスランプから脱却するヒントについてお話をしていきます。

スランプの時こそ、ルーティンの行動は変えないように。

体操の米田さんは、こう言ってました。

「スランプになろうがなるまいが、自分のルーティンは変えない」

自分のやるべきことやルーティンの行動はいきなり変えず、今の自分の動きをビデオに漏がして見直したり、人に質問してみたりと、客観的に見ることを大切にしていると言います。そうやって、自分の弱さやクセを見つけて、修正するのです。

スランプだからといって、行動を一変してしまうと、弱さやクセを見抜けなくなります。つまり何が原因かが見抜けなくなるのです。

そして、同じ理由でスランプをくり返すことになります。

スランプを抜け出すためには、ルーティンの行動を変えずに原因となっている弱さやクセを見つけ、ルーティンの行動のなかで、クリアにしていかなければならないのです。

私の場合は風邪のひきはじめになると、「体がだるいから」とジムに行きたくなくなります。これは、心の一時的なスランプです。同じ風邪のひきはじめでも、仕事は休もうとは思わないのです。

この手のスランプになると、すぐにジムに行きたくなるのが、私のクセであり、弱さだということです。思いきって、休みたいところですが、それではいつものルーティンを変えてしまいます。

少し頑張ってジムに行ってしまえば、スピードは多少落としたとしても問題なく走れたりするものです。

そこで、ジムに行くことは変えません。走る時間も変えませんでした。この2つは私にとってのルーティンです。

実際に普段と変わらずにジムに行き、完走すると、私はこのスランプを1つ「突破」できるのです。

一時的なスランプとは、風邪のようなものです。

1シーズンに1、2回は必ず訪れるものだと思ってください。スランプの時は、ルーティンの行動を変えずに客観性を持つようにしてください。

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