チームでやると個人のパフォーマンスがアップ? 「長縄跳び」の魔法

2023.05.05

スポーツにおいても、ビジネスにおいても、目標を達成したり、成功を収めるには、メン タルの強さが重要視されるようになりました。

「自分はメンタルが強くない」と考えている 人は、意外に思われるかもしれませんが、個人のメンタルが強くなくても、チームをメンタ ルトレーニングで強化していけば、結果は出せるのです。

まず、私達の人生は全て、日々の行動によって作られています。

日々行動することが目標 に近づき、達成する唯一の手段なのです。

そこで、メンタルが特に強くなくても、人が行動 できる、ふたつのパターンをお知らせしましょう。

ひとつは好きなことをやっているとき。もうひとつは、みんなで一緒にやっているときなのです。

子どものときによくやっていた、長縄跳びを思い出してみてください。

ひとりで縄跳びを30分間やらされたら、ものすごく苦痛なはずです。

でも、みんなでやる長縄跳びなら、30分 ぐらいは平気で続けられます。

あれは、チームだからこそ、できていることなのです。

個人でやる縄跳びは、足を引っかけようが失敗しようが全く平気です。

しかし、チームで やる長縄跳びは「自分の番で引っかかってはいけない」というものすごい緊張感と集中力を持ってやるので、当然いつもよりパフォーマンスが上がります。

ある意味、チームでないとできないパフォーマンスなのです。

しかし、改めて個人を見ると、自分は自分のままであり、急に強くなったわけではありません。

どちらかというと「失敗したくない」「人に迷惑をかけたくない」「周りによく思われたい」といった保守的でネガティブな気持ちが自分のポテンシャルを引き出し、見事にパフォーマ だから、個人としては強くなくても、チームの掲げる目標や方向性に上手く乗ることで、 自分のポテンシャルを上げられる人はたくさんいます。

フルマラソンにしても、ひとりではできないことです。

フルマラソンがひとりで走るタイムトライアルの競技なら、今よりも脱 落する人は多いはずです。

自分ひとりではなく、みんなで走っているからこそ、「負けたくない」という競争心や励 まし合いが生まれて、途中で投げ出さずにやりきれるのです。

個人でやるよりもチームでや るほうが自分のポテンシャルやパフォーマンスが上がることを知っておきましょう。

チームというと、「自分自身がない」「周りに迎合する」「人の顔色を見てしまう」というネガティブなイメージがつきまといがちですが、そうしてしまうのは自分の内面の問題です。

それよりもチームでいるからこそある利点を上手く利用すれば、チームは自分を最大限に幸せに導いてくれるものです。

「人に幸せにしてもらおう」と考えるのではなく、自分を幸せにするために、チームを利用してみてください。

チームを利用して、自分のポテンシャルを上げていくことは、自分の実力以上のパフォーマンスが発揮できるという、人生において、とても楽しい出来事になるはずです。

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