成績がよかったので褒めたら、逆にやる気を失いました

2023.05.28

子どもがいい成績をとっても、親が褒めなければ、もちろんやる気を失うものです。

でも、親が褒めたのにやる気を失うというのは、いったいどういうことでしょうか。

子どもがいい成績をとったことや褒められたことを、しっかりと味わえなかったのだと思います。

ひとつにはこんなケースがあります。

親には褒められたけど、同級生には妬まれて、「大したことないよね」と意地悪なことを言われた場合、やる気がなくなることがあります。

他にも、先生に「このぐらいはできて当たり前だよ」と言われても、やる気を失うことがあります。

褒め言葉のようで、受け取る側次第では、「もっとできたのでは?」と言われているように聞こええます。

子どもはせっかく頑張っても周りにいやなことを言われたと思ったら、「もういいだから、親は子どもに「なんでやる気がないの?」と聞いてみてください。

やる気を失った理由が大事です。

子どもは人の評価を気にするものなのです。

親は十分に褒めてあげることも大事なのですが、必要以上に周りの評価に振り回されないような言葉をかけてあげるべきです。

「自分のためにやっているんだから。人のためにやったんじゃないでしょう。人の評価は気にしなくていいよ」と伝えてあげるようにしましょう。

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