



日本に住む1500人以上のウクライナ人が、ここ「渋谷ひまわり(ウクライナ心のケア交流センター)」で支援を受けています。
このセンターは、ロシアによる全面侵攻開始直後に、日本に避難してきたウクライナ人の心のケアを目的として設立されました。
本日、私はこのセンターで支援を受けている数名の方とお会いしました。
一方で、日本の全国心理業連合会は、日本国内だけでなく、ウクライナ国内にいる人々にも支援を届けています。オンラインカウンセリング、ウクライナの専門家との知見共有、研修やワークショップ、シンポジウムなどを通じて連携を深めています。
本日お会いしたセンターの責任者であり、全国心理業連合会の会長でもある方は、今年ウクライナを訪問し、現地の心理士たちにアートセラピーの手法を教えました。中でも、日本文化の核でもある書道は、心理的な安定を保つための大切な手段として紹介されました。
日本は、危機への備えや非常時における国民の支援体制において、世界でも類を見ない豊富な経験を持つ国の一つです。
ここでは「脆弱さ」への敬意と「集団の安全」に対する責任意識が強く、医療と文化が融合する形で、あらゆる課題に対して解決策が根付いています。
一方で、ウクライナにも共有できる経験があります。
ウクライナ全国メンタルヘルスプログラム「Ти як?(How are U?)」によるストレス対処やセルフケアの方法を紹介するアニメーション動画シリーズが、日本語に翻訳・吹替され、EXPO 2025および日本国内の学校でも放映される予定です。
翻訳・アダプテーション・ナレーションに携わってくださった日本のチームの皆さまに心より感謝申し上げます。
私たちは、両国の人々の心の安全を共に守っていきます。
東京大学病院の神経精神疾患からの回復センターと、日本に避難したウクライナ人を支援するために設立されたウクライナ心のケア交流センター「渋谷ひまわり」を訪問しました。
どちらの施設も、人のメンタルヘルスに対する日本の体系的なアプローチの好例であり、感銘を受けました。このような取り組みは、ウクライナでも導入すべき貴重なモデルです。
重要なのは、すでに日本との間でメンタルヘルス分野における緊密な協力関係が築かれていることです。ウクライナのメンタルヘルス調整センターと日本の全国心理業連合会とのパートナーシップにより、共同研究、教育プログラム、専門知識の交換が進められています。
本日は、日本のパートナーと共に、ウクライナが進めているレジリエンスセンターの設立や、メンタルヘルス支援を地域社会に統合する取り組みについても共有しました。
また、私が支援する全国メンタルヘルスプログラム「HOW ARE U?」が国際的な展開を迎え、日本で初めて、セルフケア技術を紹介するアニメーションシリーズが放映されることを誇りに思います。


