2023.05.20
子どもが勉強したがらない。塾に行きたがらない。
なぜかと言うと、興味が持てない勉強をさせられているからで、楽しくないのです。
これは大人でも同じで、やらされている仕事は楽しくないし、いやなものです。
子どもが勉強するポイントはふたつあります。
まず、勉強をして当たり前の環境をつくることです。
のんびりした学校から進学校に転校して、周りが必死に勉強していたら、子どもは勉強をするのが当たり前だと思うようになります。
もし、環境が変えられないとか、今のままでいいのであれば、勉強に興味を持たせるチャンスをつくっていくことです。
歴史を何年も勉強しているにもかかわらず、日本の歴史を知らない人は多いです。
それなりに勉強していても、試験のために年号や名称を覚えているだけなので、 つまらなく感じて、身に付いていないのです。
子どもに勉強に興味を持たせるきっかけがもっと必要だと言えます。
大人が趣味に はまるように、子どもが「歴史が面白い」「数学が面白い」と思うように、はめてい かないといけないのです。
子どもの生活と勉強への興味を分けてしまわないことが大事です。日常のなかで、親が子どもと一緒に遊びながら勉強していきましょう。
たとえば、家族でドライブをしていて、渋滞に巻き込まれました。そこで、算数の
クイズを出すのです。
「今、時速30キロメートルです。このまま車が進むと何時に家に着くでしょう?」
そうやって、家族で楽しみながら問題を解いていけば、子どもは算数への苦手意識
がなくなり、興味を持つようになります。
子どもが勉強したがらないのは、興味がないから。日常のなかで興味を持てるきっかけをつくっていきましょう