2023.07.07
子どもに優しく説得しても、厳しく怒っても、感情に訴えても、理屈を説明しても、言うことを聞かないことがよくあります。
基本、子どもは言うことを聞かないものなのです。
子どもが言うことを聞くのは親が本気で願っている場合と、きちんと理に適っていて、納得できる場合です。
まず、親が本気で「これは絶対に大事だから」と言うと、優しく言っても、厳しく言っても、聞き入れます。
そして、子どもが納得できていない場合は、行動療法をするのです。
たとえば、電車の座席に土足で上がろうとしている子どもをお母さんは怒鳴っています。
でもこの場合、小さい子には怒鳴っても仕方がないので、お母さんが靴を脱がせるしかないのです。
電車の座席では、靴を必ず脱がせて、逆に脱がないと気持ち悪いぐらいにするのです。これが行動療法になります。
基本的に子どもは大人やってないことはやりません。
だから、電車 では大人が靴を脱いでいないので、次第に「なんで自分だけが靴を脱ぐんだろう」と思うわけです。