2022.10.17
チャレンジしていける親子になるためには、お父さんやお母さんも、子どもに夢や目標を話すことです。たとえば、「お母さんは今、パートを始めて、新しい分野にチャレンジして頑張っています」「お父さんは、大きなプロジェクトを手がけていて、毎日夜遅くまで頑張って働いているんだよ」
やはり、子どもの身近に夢や目標を持って頑張っている大人がいることが大事です。
今回はチャレンジしていける親子になるための秘訣を話していきたいと思います。
たとえば、お父さんが夜遅くまで働いている場合なら、意味付けが必要です。
子どもが「お父さんは家族を放って、夜遅くまで帰ってこない。自分達は愛されていない」と思って、「もっとかまってほしい」と言う。そこでお父さんが「うるさい。お前らのために働いているんだ」と言うのは大間違いです。
むしろ、お父さんが子どもに、今の自分の大変な状況を言うべきなのです。
「今、大変なプロジェクトに挑戦中です。かなり過酷な状況だけど、お父さんは頑張っています。つらい時や挫けそうになった時は、子どもや家族の存在が自分を支えてくれています。だから、お父さんが休みの日に疲れて、ゴロゴロしている時は、優しくしてください」
そう言えば、子どもは理解できるものです。お父さんがそれを言わずに「疲れているんだから、向こうに行って」と言うと、子どもはわからず、「自分は愛されないと解釈するのです。
家族で今、頑張っていることやチャレンジしていること、悩んでいることを言い合うことが大事です。家族で夢を語り合えば、みんなで夢を共有できます。
たとえば、お父さんには家を建てたいという夢があって、家族も大きな家や子ども部屋が欲しいと言います。
「じゃあ、お父さんもお母さんも頑張って働くから、子ども達は電気をきちんと消して、節約に努めようね」という風に、家族で語り合うことで、自然と家族のプロジェクトになるのです。
そうして、家族でいろんなことにチャレンジしていけば、子どもは「変化はいいことだ」と思うようになります。
私達の人生には、沢山の変化や過酷な出来事が起こり得ます。
でも、この変化のメンタリティを子どもが理解していれば、子どもは変化を怖がらなくなり、チャレンジするようになるのです。
そして、大きくても小さくてもいいので、家族で夢を共有することを大事にして、、お互いの目標の達成を祝っていけば、家蔵での生活がもっと楽しくなるはずです。