2023.03.26
私は将来の自分について、リストを作っています。
朝、家族より早く起きて、食事をしな がら、自分の「こんなふうに生きたい」という「目標」を読んでから、今日のスケジュールを見るクセをつけました。
そうすると、やはり、一日の集中力が全く違ってきたのです。
私にとっては、今、この原稿を書く仕事も、単に「仕事でやらなければいけないこと」ではないのです。
自分の目標を見てから、今日のスケジュールを確認すると、この本を出して、たくさんの人たちに読んでいただくことが自分の人生で叶えたい目標に繋がっていると、わかるのです。
ちなみに、今日は朝9時半から夜11時まで、スケジュールが詰まっています。
普通なら、 そんなスケジュールを見ると、「こんなに仕事をしなきゃいけないの」と気分が落ちるかも
しれません。
でもどの仕事も自分の「目標」に繋がっていて、将来の自分のための大切な時間なのです。
もちろん、今日の自分のなかのプチ目標も決めています。
「今日はたくさんの人と会うので、笑顔を忘れずに集中して仕事をしよう」 そうやって、プチ目標を思い出しながら、会社に行くようにするのです。
「昨日も今日も 夜遅くて、もう疲れたな」というところからスタートするのとは、やる気が全く違います。
毎日、「こんな自分になりたい」という目標を見て、「理想の自分」に「今日の自分」が近 づいていることがわかれば、ひとつひとつの仕事がとても楽しくなっていきます。
もちろん、やっていることは変わりありませんが、「仕事だから、やらなければ」と思わなくなります。
こうして、日々の小さな行動が将来の「目標」に繋がっていると自覚すると、 人生に対するパワフルさが全く違ってくるのです。
ちなみに、30代のときは30代、30代のときは40代と、10年先であれば、「自分はこうしたい」 というビジョンを持っている人はいます。
しかし、だいたいその先は、自分の人生としてカウントされていないのです。