成長型マインドセットで自分を高めていく

2024.01.27

成長型マインドセットの反対に位置する人を停滞型マインドセットといいます。

彼らは知能や能 力は努力しても変わらない、と思い込む傾向があります。そのため「僕は英語が苦手だから、勉強したって意味がない」 と努力すること自体を放棄 しがちです。

停滞型マインドセットを持つ人はあの人は頭がいい、才能がある、素質に恵まれている、という考え方をします。

よくスポーツ選手などを見ては「この人は素質に恵まれているから、練習しなくても上手なんだ」などと口にする人がいますが、これも停滞型マインドセットを持つ人にありがちな物言いで しょう。

このような人は一度挑戦しただけで 「僕はゴルフがすごく下手だから向いていないんだ」 と言ったりします。決して 「まだ1回目なんだから、う まくできるわけがないよ」 とは思いません。

停滞型マインドセットを持つ人の特徴は、あらゆる失敗を自分に素質がない証拠、と解釈することです。そして 「素質がないことに挑戦しても無駄だ」と挑戦することをやめてしまいます。

これでは当然、成長はそこで止まってしまうでしょう。自ら可能性を潰しているようなものです。 「停滞型マインドセット」を持っていると、意欲 が低下し、長期目標の達成も難しくなります。

実際、人は誰でもシチュエーションによっては 成長型マインドセット寄りに物ごとを考えることもあれば、停滞型マインドセット寄りの気分のこ ともあるでしょう。

キャロル・ドウェックによると、異なる場面を持ちがちなのは、努力・障害・困難・批判・他人の成功の5つの場面としています。

ページトップ