新学期から1ヶ月、子どもが疲れているのはなぜ?

2026.10.06

夏休みが終わり、新学期が始まって約1ヶ月。

「朝、なかなか起きられない」「帰宅するとすぐに横になっている」「最近、なんとなく元気がない」など、お子さんの様子に変化を感じていませんか?
学校生活では、授業や課題だけでなく、時間に合わせて行動する、人と話す、周囲に気を配るなど、私たちが思っている以上に心と身体のエネルギーを使っています。
特に夏休み明けは、生活リズムを学校モードに戻すことにもエネルギーが必要です。最初は頑張れていても、1ヶ月ほど経った頃に疲れを感じることもあります。

「休む=ゴロゴロする」だけではありません
疲れているときには、睡眠をとったり、何もせずゆっくり過ごしたりすることも大切です。
一方で、休養には、あえて軽く身体を動かす「積極的休養(アクティブレスト)」という考え方があります。
アクティブレストとは、激しい運動ではなく、ウォーキングやストレッチなど、心地よいと感じる程度に身体を動かす休み方です。
軽く身体を動かすことで血流が促され、運動後に生じた代謝産物の循環を助けたり、身体のこわばりをほぐしたりすることが期待できます。運動後のアクティブレストが、座ったまま休む場合より血中乳酸の低下を促したという研究もあります。

心の疲れにも「切り替え」を
心理的な面から考えても、「休むこと」は単に何もしないことだけではありません。
家でずっとスマートフォンを見たり、ゲームをしたりしていると、身体は休んでいるようでも、頭はたくさんの情報を受け取り続けています。
そんなときは、5~10分だけ外を歩く、肩や背中を伸ばす、好きな音楽を聴きながら身体を動かすなど、いつもと違う活動を挟んでみるのも一つです。

大切なのは、「運動しなければ」と頑張ることではありません。
疲れている自分に気づき、「今日はしっかり眠ろう」「少し歩いて気分を変えてみよう」と、その日の状態に合った休み方を選ぶこと。これも、自分の心と身体を整える大切な力です。
新学期から1ヶ月。お子さんが疲れているように見えたら、「もっと頑張ろう」ではなく、まずは「どんな休み方をすると楽になりそう?」と一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

※本コラムは家庭での関わり方の一例であり、医療的な指導には該当しません。不調が長引き生活に支障が出ている場合は、専門機関へご相談ください。

一人で抱え込まなくて大丈夫です。
アイディアグループでは、お子さんの年齢や状況に合わせて、高等学院(通信制高校サポート校)や中等部フリースクールなど、一人ひとりに合った関わり方を個別相談会で一緒に考えています。

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