2025.05.28
本学院の学院長であり、心理カウンセラーとしても活動する浮世満理子が、大阪万博の関連イベント「防災万博」に登壇しました。それに合わせて、生徒たちと一緒に会場を訪れ、実際の講演や展示を体験してきました。
当日は、「防災と心のケア」をテーマに、災害時における人々の心の反応や、支え合いの大切さについて語られました。災害は誰にとってもストレスフルな体験です。
心理的な安全をどう守るかという視点は、防災教育の中でも今後ますます重要になっていく分野です。
生徒たちも真剣な表情で話を聞き、もしものときに「誰かの力になれる自分であるために何ができるか」を考えるきっかけとなりました。
また、本学院の英会話講師であり、ウクライナ出身のマリア先生も登壇。自身の体験を通して、母国の歴史や現在の状況について語ってくださいました。
いつもは明るく、笑顔が印象的なマリア先生の語る、戦争体験や避難生活の実話は、生徒たちにとって心を揺さぶられるものでした。
「平和」や「日常のありがたさ」について、あらためて自分ごととして受け止める時間になったようです。
その後は、大阪万博のパビリオン見学も行いました。特に「パソナ館」では、IPS細胞を用いた再生医療の展示に触れ、医療とテクノロジーの最先端について学びました。
科学の進歩が人の命や生活にどう関わってくるのかを、体験を通して感じられる貴重な機会となりました。
最後に、生徒たちは万博会場から見える夕景を眺めながら、それぞれが心に残ったことを語り合っていました。
大勢の人が集まる中で、自分の心の動きや価値観に気づく――そんな「内面の旅」もまた、大切な学びです。
心理的には、このような体験は「共感力」や「社会的視野」を広げる重要なきっかけとなります。
これからの社会を生きるうえで必要な「他者を理解する力」「多様性を受け入れる姿勢」は、教室の外でこそ深く育まれるものです。
これからもアイディア高等学院では、「心で学ぶ」体験を通して、生徒一人ひとりの成長を支えていきます。
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