2023.02.08
子育ても仕事も両立をさせたいのに、ミスを繰り返すなどして上手くいかず、やる気を失ってしまうことはありませんか?
仕事面でのやる気を失わせるものに、「つまらないミスを繰り返してしまう」 「本来はでき るはずの仕事がなぜかできない」「多くの仕事を抱えていて忙しい」 などがあります。
その結果、上司に怒られたり、思うような成果が残せないことも少なくありません。 せっかく「やる気」を持って走り出したとしても、ちょっとした挫折でくじけて、「やる気」 を損なうことは、誰しも経験しているのではないでしょうか。もちろん、「やる気」の継続なしに成果は得られず、成功もあり得ません。
例えば、1週間のうちに頻繁にミスを繰り返した人がいるとします。
仕事のミスに関しては、原因はふたつにひとつしかありません。
能力不足か、精神状態が よくないかのいずれかです。能力不足とは、習慣やシステムになっていない、もしくは単純 に必要な知識を知らないのです。
あるとき、大事な書類の金額の計算を間違えた新人がいました。
本人は「検算しました」 というものの、縦計は合っているけど、横計が間違っているのです。
検算に対する知識が中途半端なので、システムとしては不十分なわけです。
また、計算したあとは、縦計と横計を検算するというシステムが無意識の「習慣」になっていないことも挙げられます。
要するに検算についてよく知らないという、能力不足にミスの原因があるのです。
もうひとつは、明らかにできる仕事、あるいはできていたはずの仕事の場合です。前にで きていた仕事ができなくなるのは、明らかにメンタル的にストレスやプレッシャーがかかっている状態なのです。
人は新しい種類の仕事や、今までやったことがない領域に入ると、目に見えないプレッシャーがかかります。
例えば、今まで管理部門にいた人がいきなり営業部門に異動になりました。
管理部門のと きは見積書や稟議書が問題なく書けていたのに、営業に行った途端にできません。
前にでき ていたことでも、営業に配属されたプレッシャーが判断力を鈍らせているのです。
「新しい部署でこんな簡単なことを聞いたら、馬鹿にされるかも」と考えはじめると、ます まず周りに聞けなくなって、その人の能力がどんどん削がれてしまうものです。
他にも、大きなプロジェクトを任されたものの、あらぬところでミスをしてしまう場合も 同様で新たな領域に入ったことでかかるプレッシャーが原因です。 このプレッシャーの出方も、ものごとをやめる理由に似ていて、人それぞれなのです。