2023.03.12
「行動」や「感情」、「達成感」「存在意義」のいずれかが上手くいってなくて、バランスが悪くなると、やる気が著しく下がってしまいます。
そこで、次の質問と、自分自身の行動をきちんと照らし合わせてみましょう。
①「行動」と「時間」がマネージメントできていますか。
②自分のなかに「自己肯定感」と「達成感」が持てる毎日を過ごしていますか。
③やみくもに「不安」に支配されていませんか。
④自分のなかの「存在意義」に基づいたことをやっていますか。
よく「やりたいことがやれないから、仕事や会社を変わる」という人がいます。
しかし、「存在意義」とは、職業や会社などではないのです。
例えば、出版社に勤めていた人が定年退職しても、自分のなかの「存在意義」が消えず、「自分が「これだ」と思うものを作りたい」と思ったとします。
それは、もしかしたら、本を作ることではなくて、地域のコミュニティーで緑化運動をやることかもしれません。
ボランティアをして、公園ができあがったときに、本を作っていた ときと同じ喜びが味わえるのです。
このように「存在意義」とは、決して仕事や会社では ないことがおわかりいただけるかと思います。
仕事をしていく上で「存在意義」をなかなか見つけられなかったり、実際にやってみて、 自分のなかのいろいろな理由でそぐわない場合、キャリアチェンジはありだと思うし、悪い ことではないのです。
ただし、方向転換をするときに、自分の存在意義」をわかっていないと、行き倒れてしまうのです。
技術や能力、感性などは、あくまで、自分の人生を実現していくための道具でしかありません。
時代とともに変わるものにはしがみつかず、道具は道具だという意識を持つことが大切です。
こうして、自分自身と向き合うと、あれもこれも欠けている感じがするかもしれません。
しかし、意外に簡単な方法で、やる気のスイッチは入れられるのです。ぜひ我が子に「やる気」の状態を毎日チェックしてあげましょう。