子どもの成績次第で、どんな声がけをしたらいいですか?

2023.06.25

何ごとでもそうなのですが、いい場合はなぜよかったのかを本人に考えさせて、言わせるようにしましょう。

悪い場合にも同様です。

本人が落ち込んでいなかったら、「悔しくないの?」と聞いて、正しく悔しがらせて、何がよくなかったのかを本人の口から言わせるのです。

以前、イチロー選手が子ども達に野球を教えている時に、そこですごく印象的な言葉を言いました。

有名選手の野球教室では普通、「勝ったチームも負けたチームも一生懸命やったね」

「今日は楽しくできましたね。これからも野球を楽しみましょう」などと言うことが多いものです。

でも、イチロー選手はこう言いました。

「負けたチームはなんで負けたのかよく考えてください。勝ったチームはなんで勝て たのかをよく覚えておいてください。それが皆さんへの僕からのプレゼントです」

このようになぜよかったのか、なぜ悪かったのかをきちんと子ども達がわかった上で、次は何をすべきかという行動にきちんと落とし込ませるのが大人の仕事なのです。

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