2022.10.31
子どもが思春期になると、父親は娘、母親は息子という異性の子どもとの関係性が難しくなるという、親の悩みは多いものです。
今回は思春期の異性の子どもとどんな風に接していけばいいかについてお話をしていきたいと思います。
思春期の異性の子どもに対して、親は息子と娘を子どもとしてではなく、紳士、淑女として扱うようにしましょう。
たとえば、年頃の娘が夜に家に帰ってくるのが遅くなることがあります。
そこでお父さんが怒りながら、「何してたんだ。こんなに遅くまで。このアバズレが!」と言うとします。
「アバズレ」と言うのは極端かもしれませんが、子どものことを心配に思う気持ちと怒りが 混ぜって、時に悪い言葉で叱ってしまうことは、よくあることです。
しかし、子どもの価値を下げるような悪い言葉遣いは、絶対によくありません。
大人になっていく時期の子どものメンタルは、まだまだ未熟なぶん、大きな影響を受けやすいものです。
大人の異性に対する免疫がついてない時期でもあります。
つい口から出てしまった、親の言葉のせいで本当に子どもがやさぐれてしまうことがあるのです。
思春期の息子と娘、特に親にとって異性に当たる子には、子どもとして扱うのはやめて、紳士淑女だと思って、接するようにしましょう。