2026.09.24
不安なままでも大丈夫〜段階的に慣れていく関わり方〜
「学校に行くのが不安」
子どもがそう漏らしたとき、少しでも元気を出してほしくて、「大丈夫だから」と不安を消してあげようとしていませんか?それは紛れもない親心からくる想いです。
不安をゼロにしなくても大丈夫
実は不安は、その場面に慣れることで自然に小さくなっていきます(これを心理学では「馴化(じゅんか)」と呼びます)。
何度も同じ場面に触れるうちに、脳が「これは危険なものではない」と学習していくからです。お化け屋敷も、驚く場所がわかると怖くなくなるのと同じ仕組みです。
まずは、不安な場面を「見える化」することから始めましょう。
①不安を0〜10点で書き出す
「一番不安なことはどれくらい?」と聞きながら、お子さんと場面ごとに一緒に点数をつけてみましょう。
例:
朝起きる…0
着替える…1
学校の支度をする…2
・
・
・
玄関を出る…7
学校が見えるところまで行く…8
校門をくぐる…9
学校に行く…10
②点数の低い場面から一つずつ挑戦する
③できたかどうかより「不安を抱えて踏み出したこと」を認める
④うまくいかない日は「今日はここまでで大丈夫」でOK
小さな一歩でも、繰り返せば必ず変化が積み重なっていきます。「不安なままでもできた」という経験こそが、子どもの何よりの自信になります。
※本コラムは家庭での関わり方の一例であり、治療行為ではありません。不安が強く、生活に支障が出ている場合は、専門機関へご相談ください。
一人で抱え込まなくて大丈夫です。
アイディアグループでは、お子さんの年齢や状況に合わせて、高等学院(通信制高校サポート校)や中等部フリースクールなど、一人ひとりに合った関わり方を個別相談会で一緒に考えています。