2023.02.11
自分の心にプレッシャーを与えた原因は「親」や「先生」でも「トラブル」でもなく、それをわずらわしいと思った自分の心と、それを引きずった状態が生んだ焦りだということです。
このように自分のなかに原因を見つけていくと、解決のための糸口が見えてきます。
まず、友達や親に対しては、あまり自分を苦しめない範疇で「いつやります」と宣言しておくのです。
私がいつやると言わないから、相手も気になってくるのです。
また、期限を作ることで、自分がやらなければいけないシステムにしてしまいます。
そして肝心のトラブルに対する私の気持ちは、トラブルの責任をとらずにいるのではなく、「いやー、こんなトラブルを次から次へと持ちこんでくれると、さすがに勉強や部活のことをする時間がなくなるよ」と、周囲に言うようにするのです。
実は相手に対して思っていることを自分が口に出して言った時点で、恨みは消えてしまうものです。
すると「誰だってトラブルを起こそうと思ってやっているわけじゃないから、しようがない」と、自分でも納得できます。
こうすることで、自分の心にかかるはずだったプレッシャーをなくすことができるのです。
相手が傷つくのではないかと思うかもしれませんが、別に言ったとしても、周囲の人たちは本当に悪いと思っているから、「すみません」と謝るのみです。
それに、こちらも思いを口にしたあとは、気分が切り替わるわけですから、フォローを入れることもできます。
このように自分のパニックに陥ったときの出方を知っていると、対処ができるようになります。
くどいようですが、ものごとが上手くいかなくなるパターンは、言い訳や開き直りにあると知っておきましょう。