すべての目標の達成はリアリティ次第

2023.03.22

例えば猟師の場合、どのエリアにどんな生きものが生息しているのか知っているから、獲物を捕らえられるのです。

自分の人生においても、自分が捕らえられるものの、現実味を持たないといけません。

うさぎしかいないエリアに出かけているのに、「いつか大きな熊を捕ってやる」という人が現実には案外多いのです。

すべての目標の達成は、リアリティがあるかないかにかかっていると思ってください。

私たちは、リアリティのない「夢」をいつか実現できると思ってしまうから、いつまで経ってもバーチャルなままで、実現できないのです。

しかし、先ほどの40億円の思いつきは、かまいません。

そこから、40億円の資産とは、何かを考えていくのです。

まず、自宅の評価額はいくらな のか、現金資産はいくらなのか、株をやる予定はあるのか。

そうすると、今までは漠然 としていた40億円がトータル的に見えてきます。

めざすものの詳細が明らかになれば、具体的にやるべきことを考えられるのです。

今はたまたま資産を例に挙げましたが、それに付随して、「こんな生活がしたい」というライフスタイルを考えるといいでしょう。

「総資産40億円をめざそう」と考えて、実現できそうなラインが見えてきたら、当然、やる気がでます。

やはり、リアリティを持たないと、やる気は上がらないのです。

40億円の資産とは、こんな家があって、これぐらいの預貯金がある、というふうに内訳を考えていきます。

現金が5億円もあれば、毎年、家族で海外旅行にも行けるし、病気になっても最新の医療が受けられます。

このように将来に対して、具体的なビジョンがあれば、80歳になったときの自分が不幸じゃない。それが大事なのです。

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