2023.03.23
まずは、どんな人生を生きたいのか、自分で紙に書き出していきましょう。 その上で、将来から今へと逆算していくのです。
自分はどんな人として生きたいのか、何を一番に大切にしているのか、何をして過ごしたいのか、どんな人と一緒にいたいのか、どんな人と出会いたいのか、どんな経験をしたいのか、どんな仕事をしたいのか、何を持っているのか――。
広い家に住みたいのか、地主になりたいのか。
もしくは、子どもに財産を残したいのか、 世界一周旅行に行きたいのか。
お金の使い方は、人それぞれに違うはずです。
そして、そこまで考えていると、80歳で4億円も必要なのかという話にもなります。
現金が5億円もあれば、この場合の望む生活ができるからです。
それでは、70歳のときの自分はどうか、とここから人生の逆算をしていきます。
そうすると、だんだんとわかってくるのは、40億円を欲しているのは、90歳の自分ではなく、今の自分なのです。
かんが 具体的にどう生きたいかを鑑みて、目標を10億円に修正したとします。
ここからは、リアリティを作っていくのです。もし、50歳までの15年間で10億円を稼ぐなら、1年で約7千万円の収入が必要です。
こうして、こと細かくシミュレーションをしていくのです。
今は資産の話になりましたが、お金だけではなく、自分にとって一番大事なものは何か、 どんなふうに生きたいかという、生き方の「質」を中心に考えてください。