意外な人の個性がチームを助ける

2023.05.04

面白いことに、天真爛漫すぎて、練習の仕方にもムラがある、チームにとってはちょっと 問題がある若手の選手でも、さまざまな場面でチームの助けになることがあります。

アテネオリンピックの体操団体の決勝のときに米田さんらベテラン選手は、さすがに「いよいよだ」という思いもあって、緊張していたそうです。

そこで、ある若手選手が「僕ら今日は金メダルですよね!」とあっけらかんと言い放った ので、「ああ、そうだな」と思わず気持ちが和んでリラックスできたそうです。

金メダルをとり、「ジャパン」と呼ばれて表彰台に上がったときも、今までなら手を振るだけだったのが、若手選手から提案があって、みんなで手を繋いだそうです。

それは、チー ムの一体感があるいい場面になりました。

このように普段、多少問題があっても、色んな個性の人がチームにいることによって、みんなが救われることがあるのです。

どんなチームや組織でも、多くて10~20人、少なかったら4~5人くらいです。

だから、 そういう意味ではキャプテンであってもなくても、どんな人でもチームに影響を与えられます。

メンタルトレーニングの方法をチームに伝えて実践していくことで、チームの力を上げていきましょう。

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