バブル世代とゆとり世代の差異

2023.06.13

今の社会の構造でいうと、40代、50代のバリバリ働いているベテランビジネスマン達は、 社会的背景もバブルの時代を経験していて、元々パワフルなキャラクターな上に、キャリア もあるので、非常にパワーが強いです。

その下ではまだ目標もキャリアも何もなく、メンタ ルも弱い若い人達がいるので、仕事に関していうと、両者は非常に乖離しやすいのです。


上の人達はホームランバッター級のパワーがあるので、下の人達につい「何をやっている んだ」と言ってしまいがちです。 下の人達も最初は上の人達に言われた通りに頑張るのです が、次第に「自分にはホームランバッターは無理だ」と思い始めます。

そして、イチロー選 手のように自分のポジションの一番になればいいのにそうは思わず、「自分の居場所はここ じゃない」と思って、途中でやめてしまったり、見当違いの方向にずれていってしまうのです。

面白いもので、「あの人が辞めたら会社が潰れます」と言われているようなリーダー格の 人が抜けても、必ず次のリーダーが出てくるものです。

今までお茶汲みしかできなかった人でも、「明日からリーダーです」と任されると、「このままではまずい」という危機感から頑張るので、それなりにふさわしくなっていくものです。

世界のトップに行ける人は、ある程度限られていますが、実は20~30人の部下を使うチームのリーダーなら誰にでもなれます。

最初のうちは、リーダーとしてはまだ弱いので、その 人が担当する分野で安心して能力を発揮できるように、外的な攻撃から守ったり、外部との 折衝をしてあげましょう。

そうすれば、本人の能力が発揮できるようになるのです。

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