リーダーは自分の弱さをさらすべき

2023.07.09

多くの人はリーダーになると、昔ながらのチームをグイグイ引っぱっていくタイプのリーダーを思い浮かべて、早起きして必死に頑張って、自分をどんどん追い込んでいくものです。 私は頑張ってしまうリーダー達にこう言うようにしています。

「自分の弱いところやカッコ悪いところをひとつでもふたつでも部下に見せたほうがいいですよ。

その上で甘えずにいかに楽しむかというところを見せればいいんです」 そうすると、リーダーは格段に楽しくなります。

私も部下に弱いところをよく見せます。 弱いところは、なんでもいいんです。弱いところを見せることで、リーダーはラクになれるのです。

「弱いところは見せないで、私はリーダーだから何がなんでも頑張ります」というスタンス では人間、追い込まれてしまいます。だから完璧なリーダーでなくていいのです。

リーダーは未熟な自分でも、弱い自分でも、なんでもいいから、チームと一緒に共通の目 標を持って、同じ方向に向かうことが大事です。

チームが結果を出すために、自分が何に貢献できるかというところがもっとも大切。それ以外は、おまけみたいなものなのです。

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