誰の意見が必要で大事にすべきかわかっているからブレることがない

2023.10.18

プロサッカー選手の遠藤さんは、第三者からの評価にまったく振り回されていません。

彼は、強い信念で「第三者からの意見には、ウエイトを置きすぎない」と心に決めているのでしょう。

これは自分にとって不要な情報はスルーして、自身の心を安定させる「セルフプロテクトカ」。

セルフプロテクト力は、 ストレス耐性を高めてメンタルを強くするために欠かせない要素のひとつです。

「知らない人にホメられても、とくに嬉しくはない。一緒にプレーする監督と選手が、わかってくれていればいい」という考えは、自分にとって誰の意見が必要で大事にすべきなのか、彼がきちんとわかっていることを示しています。

彼はフィールドという職場では、自分の仕事ぶりに対 しての上司や同僚からのフィードバックを真摯に受け止め、家に帰れば、夫また父親として家族とリアルなコミュニケーションを取っています。

自分の身の回りにいる大切な存在と、それぞれに信頼関係を築けている実感がある。

だから外からのどんな意見が耳に入ろうとも、遠藤さんの軸はブレません。

日々入ってくるさまざまな情報に対して受け身にならず、どう受け止めるか自分でスタンスを決めているのが、彼のメンタルの強さの要
因です。

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