2023.11.15
たとえばチームでの練習環境を、試合前はあえて公開練習にし、人の目にさらされるというストレスをかけた状態にするのも、ストレス耐性を高めるトレーニングのひとつ。
そんな環境の中でも自分を見失わず、常に自分のペースを保てるかどうかはセルフプロテクト力の高さがものをいいます。
重要な試合になればなるほど、メディアから声をかけられることも増えますが、そんな状況でもプロサッカー選手の遠藤さんが適度な距離感で対応している姿からは、マイナスのコミュニケーションのストレスに振り回されることなく、 自分のペースを保つセルフプロテクト力の重要性がうかがえます。
ストレス耐性というのは、持って生まれたものではなく、トレーニングメソッドで高められます。あえてストレスを感じる環境に身を置いてみましょう。
月に一度、半年に一度でもよいです。いつもより少し厳しい環境で過ごす こと、それを繰り返すことが、ストレス耐性のトレーニングになります。
さまざまなストレス環境を自分に与えていくと、どこまでなら耐えられるか、どんな種類のストレスが苦手なのか客観的にわかってきます。
そうすれば、うまくスルーする方法、喜びやご褒美で打ち消す方法、さまざまな自分を守るセルフプロテクトの方法も、見つけることができるでしょう。