2023.12.03
自分が置かれた場所で、その時やれることに意識を向けられる人は、困難な状況に陥っても決して心が壊れません。どんな大きな問題に直面しても、自分ができることを探し、問題とコミットすることができるからです。
今、やりもしないうちから「どうせムリ」「やってもムダ」と諦めてしまう人が増えています。
彼らはやれるはずのことをやっていないので精神的に不完全燃焼に陥り、「自分には何もできることがない」と無力感に襲われて心を病んでしまうのです。
小さなことでも、できることをやれば、無力感から脱却できます。
「今日できる100%で臨む」ことは、精神を健全に保つためにも必要なことなのです。
まず自分の置かれた立場で、「できること・できないこと」を把握しましょう。
そして今できることを、ひとつずつ実践するのです。
「やっても ムダじゃない?」と感じたことでも、とりあえず全力を尽くしてやってみる。
イヤイヤやっていたことに対して、自発的に取り組めるようになれば、物事の見え方が変わるはずです。
もしその結果に対して何かを言われても、「私はベストを尽くした」という実感があれば、メンタルが揺らぐことはありません。
やるべきことに対して、攻めの姿勢を取ることで、強いメンタルを育てることができます。