2022.11.13
目標を掲げても途中で挫折してしまう人は、少なくありません。
この場合、最初の目標設定が間違っているのです。
今回は達成感を得る前に挫折してしまう人に向けて、どのように挫折しないように行動をしていくかについてお話をしていきます。
達成感を得るためにも、最初からハードルを上げすぎず、必ず達成できる目標を設定しましょう。
挫折しがちな人なら、例えば人より30分早く練習に行くことを3ヶ月続けてみる。もしくは今より走り込みを1本多くする。
どんなささいなことであっても、雨の日や雪の日も3ヶ月継続して達成すれば、大きな自信になります。
もし風邪気味で練習に行きたくなくなった場合、しんどくなったら途中で練習をやめてもいいとしましょう。
とにかく練習場まで行くと決めます。
ほとんどの人は練習場に行くことが億劫になっているので、いってしまえば案外できるものです。
このような経験を1回でもすると、自分の挫折のパターンがわかり、乗り越えられると、「自分もできる」と思えるようになります。
これまでの自分とは違うという、何か1つ「突破」したような感覚を得ることができます。
どうしてもきつい時は、とにかくジャージに着替えて、家を出る
このようにハードルを下げてもいいのです。
とにかく、理由をつけて、何も行動しないことだけは避けましょう。
調子が出ない時は、本来の目標に比べて、ずいぶん小さな「行動」をすることを目標として、すり替えていいのです。
ただし、それは目標につながる「行動」であることが条件です。
小さな行動を1つずつ積み重ねていくことで、挫折は防げます。
他にも仲間や友人と一緒に行く約束をするなど、絶対に逃げられない環境を作るのもいいでしょう。
もし、モチベーションが下がってしまって、行動に移せなくなった場合は、自分は何のために競技をやりたいのか、もう一度考えてみましょう。
スポーツのいいところは、筋トレをしたり走ったりと、いつもそれなりの負荷がかかっているので、達成感が作りやすい点です。
また、今までできなかった技ができるようになったり、記録を更新できたり、体をうまく使えるようになるなど、自分自身の成長が実感できます。
「今度はこうしてみようかな」とどんどん次の目標が見えてきて、実際にやってみたら、また達成感がある。
そうなったらなったらしめたものです。
達成感が積み重なっていくと、自己肯定感が高まっていきます。そうやってメンタルは強くなっていくのです。