2023.01.08
結果を出したり、順調な時に誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。
それは過信です。
キャリアの長い監督やコーチ、先輩などがまわりにいれば「過信しているな」とわかって注意してくれることがありますが、それでも選手本人は過信していることに気づかないものです。
何を言っても、過信している本人に響きませんし、むしろ「過信なんかしてません」と反発されたりします。
人の意見が素直に聞けないことが、そもそも過信だと言えるのですが、本人にはその理屈さえもわかりません。
意外かもしれませんが、過信するのはそんなに悪いことではありません。
「自信がない」と落ち込んでいるよりは過信しているほうが、メンタルとしてはいいのです。ただし、過ぎたる自信は、冷静で正確な判断力を奪います。それで失敗をするのです。
では、過信を直すためには、どうすればいいのでしょうか。
失敗をすることです。
人は高くなった鼻を折られないと気づけないものです。そして、一番大事なのは、過信によって失敗した時にどう対処して、何を学ぶかです。
過信しないように予防はできます。調子のいい時にこそ、毎日見る鏡のそばに「過信してないか」と書いて貼っておくのがいいでしょう。