ルーティンの行動が連発するミスを断ち切る!

2023.01.12

試合中に1つミスをすると慌ててしまい、そのあともミスを連発してしまうことがよくあります。

個人スポーツにかぎった話ではありません。チームでも、誰かがミスをすると、他の選手もミスをしたりと、ミスは続きます。

つまり、ミスとはもともと連発するものなのです。

今回は連発するミスをどんな風に防げばいいかについてお話をしていきたいと思います。

これをやれば大丈夫と自動的に思えるルーティンの行動で防ごう

1つのミスは本来独立したものですが、ミスに対して何もせずにいると、脳のなかで反芻してしまい、ミスが続いてしまうものです。

ミスがミスを呼んでいくと、ミスをした張本人は完全に焦って、パニック状態になっていきます。

そして「また、ミスをしたらどうしよう」と余計なことを考えてしまい、さらにミスが続くのです。

体操の選手が、鉄棒から落ちた時、もう1回、手に粉をつけます。

そして「今からもう一度、競技の最初」とイメージします。実際最初からスタートするので、何度もミスを繰り返さないケースが多いです。

ミスをしたら、ゆっくりと深呼吸をして、自分のいい姿勢やポジショニングを思い出して、「これをやれば大丈夫」と思えるルーティンの行動をしましょう。

それでリセットしてスイッチを入れ直すのです。

そんなルーティンの行動をなかなか見つけられない人もいるでしょう。

普段の練習中に「何をやってもうまくいかない」と思う時があります。そんな時こそ、チャンスです。

どうすれ気持ちをリセットし、練習をはじめる時のような気持ちに戻れるか、そんなルーティンの行動を探せるチャンスなのです。

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