2023.01.22
私たちは、自分という名の船の舵を上手くきり、人生という大海を渡りきって、夢や目標といった目的地にたどり着きたいと願っています。
しかし、仕事やプライベートが順調であったり、掲げた目標にどんどん近づいている状態でありたいにもかかわらず、思うような結果が出せなかったり、三日坊主で終わってしまうことも少なくありません。
元々やる気はあったはずなのに、人はなぜ途中で上手くいかなくなったり、挫折してしまうのでしょうか。
そもそも、やる気とは特別なものではなく、誰にでも持ち合わせているものです。
どんなに些細な目標であっても、「やるぞ」と思う気持ちは必要になるからです。
「このプロジェクトを成功させたい」「起業したい」といった大きな目標でなくても、「この仕事を今日中に終えたい」といった小さな目標、極端にいえば「買い物に行きたい」ということまで、人は何かをしたいと思ったときに、やる気のスイッチが入るのです。
ただ、やる気のスイッチが入っても、火がかすかに点いただけで強力な炎にならないものもあります。
また、火が一気に燃え上がってしまい、長くはもたずに消えてしまうこともあるものです。
三日坊主で終わってしまったり、思うような結果が出せないのは、やる気の火が上手く燃えずに、立ち消えている状態なのです。
つまり、私たちに必要なのは、何を「したい」「やりたい」という気持ちが起きたときに、その気持ちを強い炎に変え、絶やさずに燃やし続けることです。
やる気の火を維持し続けることが成果や目標の達成へと結びつくのです。