「達成できない自分」が習慣化する危険

同じ失敗を繰り返すことは、実は大変恐ろしいことなのだと思ってください。

勉強や部活、プライベートにしても、どんな些細なことでも、やろうと思ったけれどできなかったことや、達成できなかった目標が多くなると、今度は達成できない自分が「習慣化」していきます。

要はものごとをはじめたときから、「今回も無理だろう」と思ってしまうのです。

いつもやる気が高い状態を保っていこう！

同様にやるつもりがないことは、口に出さないほうがいいです。結局はできないことを口に出すと、「言ってもできない」ことが習慣化してしまいます。だから、本心からやるつもりがないなら、言わないように気をつけましょう。

最初はひとつ、ふたつのミスや挫折なのですが、挫折が自分の人生のシナリオに書きこま れてしまったときはとても怖いのです。

それらが強くなっていくと、自分の人生のシナリオとして、何をするにも「絶対に無理」「失敗するんじゃないか」と思うようになり、過ちの連鎖から逃れられなくなります。

その行きつく先は、何ごとに対しても「やる気」が全く起きない状態です。

もし、あなたが同じ挫折を繰り返しているなら、いったい何につまずいているのか、原因を早く見極めてやり直しましょう。 そして万が一、自分の人生のシナリオに挫折が書きこまれてしまった場合は、シナリオを書き直さなければなりません。

いつもやる気が高い状態で保たれていると、当然結果が伴ってくるし、人生は変わります。

反対に、同じ失敗を繰り返し、やる気が下がったり、やる気が消え失せた状態では、自分という船は、広大な海で漂ったままで、難破船のような運命をたどるかもしれないので注意してくださいね。