自分の人生の目標を作ろう

2023.06.20

ここでは、自分の人生の目標について改めて考えてみたいと思います。

自分で書き出すことでできる、自分の人生の目標と行動計画の設定、不安の解消の仕方を紹介しましょう。

人はよく目標を決めた瞬間に、モチベーションが落ち、挫折してしまう傾向があります。

だから、目標を決めるときは「目標を達成したらこんなにいいことがある」「楽しいことがある」「こんなに素敵な人生が待っている」といったイメージをふくらませたほうがいいのです。

自分がワクワクすることは、自分のミッション、つまり「存在意義」 や「自分らしさ」にも繋がっています。

だから、目標を作るときは、ちゃんとワクワクすることが大切です。

まず未来の自分に対するイメージを、文字や絵、写真などを組み合わせて、紙に自由に描いていきます。

「こんな自分はカッコいい」「こんな自分は素敵だ」といったワクワクする夢を描いていくのです。

ただし未来の自分をイメージするだけでは、夢は叶いません。 この夢に物差しみたいに目盛りがついたものが目標です。

目標には、「結果目標」と「行動目標」の2種類があります。

たとえば、「県大会で優 勝したい」という「結果目標」があったら、優勝という結果を出すための細分化された行動が「行動目標」です。

一般的には結果にまつわる「結果目標」に目がいきがちですが、実は一番大事なのは 「行動目標」。行動目標の設定を間違えると、だいたい道半ばで挫折してしまいます。

夢を実現しているトップアスリート達は、この行動目標の設定が絶妙です。

要は自分がきちんと達成できる範囲の行動目標を立てているのです。

私達がよくやるのは、自分が絶対達成できない「ファンタジー」を行動目標にしてしまっているのです。

自分の体力作りのためにハーフマラソンを完走したいという目標を持った人がいます。

この目標を達成するためには、走れる距離を伸ばすことと、大会の制限時間に間に合わせることです。

ハーフマラソンを走ったことのない人が距離と時間の両方を改善しようとすると、モチベーションが落ちて、挫折するのは目に見えています。

そこで、走るスピードはゆっくりでもいいから、徐々に走れる距離を伸ばしていく行動目標と行動計画を立てました。

そして、距離の課題をクリアしたあとに、時間を短縮する行動目標を作って実践し、無事にハーフマラソンを走りきることができました。

このように、自分の現実と向かい合って、達成できる行動目標を立てることが大切です。

自分が達成できる行動目標、行動計画の積み重ねの先に、ハーフマラソンを完走するという結果目標が叶います。

無謀な行動目標を立てても、結局は完走という目標は叶わないのです。現状を自覚し、意識的にできるような行動目標を作ることが大事です。

さて、目標を立てて、行動目標に取り組んでいます。

人は行動を始めると、今度はさ まざまな不安やモヤモヤした気持ちが出てきます。

この不安とは、私達に「やらなくて いいよ」と言い出すお化けであり、人の行動を止めてしまうのです。

だから不安やモヤモヤした気持ちがあったら、なぜ不安なのか、モヤモヤしているのか、紙に書き出してみましょう。

その際に、解決策も一緒に書くようにします。そうすると、不安は消えるのです。

いつも不安の正体がなんなのかがわからずに、卵のように 温めている人もいます。

しかし、不安は書き出すことで解決できるのです。 もしチームで不安を解消したい場合は、時間を決めたミーティングのなかで、「不安 なことがあったら全部出してください」と言って話し合います。

その代わり、絶対次に その不安を持ち越さないようにするのです。

徹底的にチームの不安を聞いていくと、不思議なもので3~5つぐらい挙がったところで、もう出なくなります。

チームの不安は、意外に少ないのです。

不安は言わないでていきましょう。

いると、ずっと心を占めてしまうので、チームのなかでディスカッションをして解消しここでは自分の人生の目標の立て方を紹介しましたが、「自分」を「チーム」に置き換えてもいいです。

チームの目標や行動計画は、ひとりで作るよりもみんなで作ったほうがより強固なものになります。<Br>ひとりひとりは弱くても、チームみんなでやっていけば、すごく強くなれるのです。<Br>
今は目標がある人が少なくなっています。

楽しい目標を作ることで、自分の人生がイキイキとしてくるので、自分がイキイキするための目標をぜひ作ってみてください。

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