2023.06.22
個人が強くなることとチームが強くなることは、必ずしもイコールではありません。
現代は、昔のリーダー論が崩れてきていて、昔ながらのチームを引っぱっていくタイプのリーダーでは、下の人達が「ついていけない」と思う、今時のコミュニケーションパターンがあります。
そこで、これからの時代のリーダー像を考えていきたいと思います。
はじめに、リーダーにチームの全てを任せるという状態は、決していいとはいえません。
ここでのリーダーとは、「チームのなかで一番偉い人」という意味ではないのです。
私の会社では、さまざまな役割に応じたリーダーがいます。「さぁ、みんなで頑張ろう」 という空気を作り、チームを盛り上げていくのは「モチベーションリーダー」、状況を分析して戦略を立てて、サービスを分厚くして、売上を上げていくのは「エンロールリーダー」 といった風です。
リーダーというと、チームの全てを背負う責任者というイメージがありますが、そうではないのです。
また、そういった大雑把な役割分担では、結局リーダーも何をしていいのかよくわからないのです。
チームの責任者ではなく、チームに必要な役割に応じて、個々リーダーを作っていけばいいのです。