リーダーは部下の「やる気スイッチ」が何かをおさえておく

2023.07.19

人間ひとりひとりには特徴があります。その人が何を得意としていて、何を一番大切にし ているのか、何をモチベーションとしているのかといったことを見ていく必要があるのです。

監督や上司は、選手や部下の特徴を知らなければ、仕事や試合で使っていけません。

部下が 何を得意としていて、何であればモチベーションを持ってやってくれるのか、知っておく必要があります。

部下の「やる気のスイッチ」が何かを押さえておくと、チームは構成できるのです。

そのために、チームのひとりひとりの「顔」を見ていくことが大切です。

たとえば、3人の女性社員を見て、「事務員さん3人」といった大雑把な認識ではいけません。

3人それぞれの性格や特性をしっかり把握しておくべきです。ひとりひとりの性格や特性をきちんと見ていくと、本人にとっても組織にとっても、よりよい使い方ができるようになるのです。 スポーツもサッカーのフォワードというポジションひとつをとっても、さまざまなタイプの選手がいます。

それぞれの選手の特徴を知った上で使い分けていかないと、当然試合には 勝てません。いい選手をただかき集め、試合をさせて、勝てるかといったら、そう簡単ではないのです。

選手の特徴に合った使い方をし、チームのコミュニケーションをよくして、きちんとパスを繋いで得点しなければいけないのです。

ひとりで局面を打開してシュートを入れてくれるような選手がいたら、リーダーは楽になると思うかもしれません。

しかし、今はそれができるスーパープレーヤーを雇うほどの予算は、どの企業にもないのです。だからこそ、チームのメンバーひとりひとりの特徴を知って、上手く配置して、戦っていくべきなのです。

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