2023.07.28
チームでミーティングを2回ぐらいしても、前述のように機能しない場合は、ひとりずつ 呼んで、個別に話を聞くようにします。
そして、チームのが個々にどういった関係なのか、相関図を書いてもらうのです。
まず、紙にチームや部署の名前を書いてもらい、チームのメンバー全員を書き込むようにします。
それぞれの関係性は、距離と線で表すのです。
たとえば、接点が全くない場合は、 両者の間に何も書き込まないようにします。 とても仲がいい場合は三本線、仲がいい場合は二本線、普通の場合は実線、仲が悪い場合は点線で表記してもらいます。
できあがった相関図を見ながら 話を聞いていくと「Aさんとはと ても仲がいい」「Bさんとは普通」 「Cさんとは、実は仲がよくない」 「Dさんとは立場は近いけど、接点がない」「別のチームだけどEさんとは同期で仲がいい」といったことがわかってきます。これをソーシャルグラフといって、チーム全員に描いてもらいます。
その人に見えているチームの人間関係がこのソーシャルグラフに凝縮されているのです。