「やらないよりはやったほうがいいよね」くらいに考えておこう

2023.08.02

ほんのちょっとした違いが大きな違いを生むのが子育てです。

子どもに特別にお金 をかけたり、根本的に性格を変えるようなことではなくて、ほんのちょっとした言葉の選び方であったり、子どもが苦しんでいる時に、どう声をかけるか、かけないかと いうような些細な違いが大きな違いになるのです。

皆さんは、こうしてメンタルの勉強をして、何とかお子さんによくしてあげたいと考えていらっしゃるはずです。

そういった意味では、皆さんのお子さんは、すでに今の時点で、すごく幸せなのだと思います。
すべての項目をやらないといけないかというと、そんなことはまったくありません。もしかしたら、ひとつしかできないかもしれないし、ふたつしかできないかもしれない。

でも、ひとつでもふたつでもできれば、今よりもプラスになっているのですから、 十分幸せなのです。

すべてをやらないといけないと考えると、やることが沢山ありすぎて、「私には無理」と思いがちです。何ごとも完璧にやろうとするから、無理になるのです。

たとえば、健康のために、いきなりマラソンを始めようとしても、なかなか難しいものです。まずは、近所の散歩から始めても、以前よりは十分、健康にコミットメントしているのです。

子育ても全く同じで、ひとつしかできなくても、できない時があってもいいのです。

メンタルメソッドは、スキルだと捉えて、完璧を目指すのではなく、「やらないよりはやったほうがいいよね」くらいに考えておくと、すごく楽しく活用できるはずです。

そして、近い将来、この本を読んだ皆さんのお子さんや、指導されている子ども達が世の中にすごいと認められる人として、必ず出てこられることを信じています。

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