ある営業部の営業力アップのテクニック

会社の営業部が営業力を上げようとすると、どうしてもキーマンに目が向きがちですが、ここではチームで営業力を上げていくことに頭を切り替えます。

チームのメンバーには、「これはできるけど、これはできない」といった得手不得手があるものです。

チームや組織には、万能な人材はいないのです。

チームには、1番バッターや 8番バッターしかいないのに、試合には勝たなければいけない場面が往々にしてあるのです。

たとえば、面と向かってプレゼンするのが苦手な人でも、電話をするのが苦にならないなら、とにかく電話をかけてもらいます。

外周りが苦手な人でも、メールでいい文章を書けるなら、とにかくメールを送ってもらうのです。

そうして、自分達で自分にできる「役割」を作っていきます。

また、直接の対人のコミュニケーションが得意でも、メールの返信がなかなかできない人もいます。

チームで仕事を分担してやっていくことで、お互いに補完できるのです。
これもチームの一員として、「どうすればチームが勝てるのか」「自分が何をすればチームに貢献できるのか」を考えた結果です。こうして、チームで仕事を分担しながら、ここのできる領域を少しずつ増やしていくといいでしょう。