2023.09.08
そのようなチームを作っていくためには、会話やコミュニケーションにいつも「意図」が必要になります。
何のためにこの会話をするのか、この会話の結末はどこに落とし所があるのかを明確に意識することが大切です。
何となく「選手と仲良くならなければいけない」と思って声をかける監督やコーチがいます。
そうではなくて、例えば選手の体や心のコンディションをしっかりと知り、指 導者としてアドバイスするのです。
そして、それを選手が理解できたかどうか確認します。
会話では、この「相手を知る」 「自分の意向を伝える」 そして「それを理解したかどうか確認する」という3つのステップを踏まえれば、コミュニケーションが短時間で成立するのです。
一緒に飲みに行ったり、お互いのプライベートに関与しなければコミュニケーションえようとしない、もしくは考えても無駄だと思っていることに他なりません。
下位メンバーの意見もどんどん聴き、提案を上げる習慣を付ければ、チームの一人一人が考えながら練習や仕事に取り組めるようになります。一番大切なことは何か、チームで動くとはどういうことか、一人一人が考えていけるのです。