2023.09.20
私がSNSでがんであることを公表したあと、実にたくさんの人からの励ましのメッセージをいただきました。
正直こんなに励ましてもらえるとは思っていなかったので、私の中ではある意味とっても感動しました。そして思いました。「よし、私も 仕事も活動も大丈夫だぞ」 と。
スタッフたちには、次のように言ったことを覚えています。
「今まで私たちの団体は、どうしてもリーダーである私が創業者だからワンマンだと思われがち、でも私は、全くそうは思っていません。スタッフの皆さんは、一人一人とても情熱もあるし、素晴らしい力を発揮できる人たちだと思っています。むしろ私ががんで、半年や1年現場を離れたって、うちの団体はビクともしない、何ともない んだということを、皆にわかってもらう絶好の機会ですよね。だからぜひ皆で、一丸 となって頑張ってください。私も闘病中であっても、できる限りやっていきたいと思います」
大きなアクシデントやつらい出来事は、私たちの人生にいやが応でも降り注いできます。
だけどそれは、時にはチームを結束させたり、今までは末っ子気分で頼りな かった人たちが、大いに成長してくれる一つのチャンスになることだってあるのです。
いろいろな環境や思いが大きく変わってくるのを感じた瞬間です。