逃げないことがとても大切

2023.10.20

辛いことがあると、逃げたくなるのは自然なことです。

今回は辛いときにどんな風に乗り越えていくかを実体験を用いてお話をしたいと思います。

再手術は12月23日来週の土曜日に決まりました。

また再手術という新たなチャレンジがやってきました。

今度は胸の筋肉の切除があり、半年後に再建再手術。抗がん剤は1月から。

がんサバイバーの人に教えてもらいました。 「一般的に再手術というと、もうがんの末期で終わりだな的に思う人もいますが(笑)、がんは数年かけて数度の手術って結構あるんですよ」と。

なるほど。ということは、心理カウンセラーとしてせっかく?がんになったのだから、元気になる前にいろいろ経験しておきなさいよ!ということなんだなあ、と。

とにかくそうして、 いろいろ学びながら、今できることをやっていくしかないですね。

今朝も朝から、アロマと音楽のリラックスルーティンをして、朝ごはんをつくって、少し運動もして……。

運動も食事も、もちろんリラックスも治療のうち。と思うと、やることが結構あって忙しい。ああ、のんびりするのも治療のうち(笑)

土曜日の再手術まであと3日なのに、体調イマイチ。風邪ひいたかな? 内科の病院行こうかな?

がんという病気は、知れば知るほど不思議です。生活習慣がよくても悪くてもなる人はなる。

だけどいいにこしたことはない。標準治療は必要だけど、身体のだるさや痛みなど、不定愁訴は東洋医学的なものもいいらしい。

せっかくなので、いろいろ話を聞いて、いろいろやってみて、そしてやれることを一つ、一つ、身体を通した経験値として財産にしていこうと思う。

たった一ついえることは、ストレスはかなりの割合で身体にダメージを受けるということ。

プロ意識の低い仕事や、礼儀にかけた振る舞いはやっぱり、しんどくなりますね。

好景気で新卒の学生たちは売り手市場。にもかかわらず、 タル不調で辞める人が多いということを聞き、やっぱり、大切なのはストレス耐性。

私も普段は、ストレス耐性があるほうだと思うけれど、病気になってからのストレスとのつき合い方はまた、変えていく必要があるんだろうな、と感じ始めるこの頃。まだまだ悩みながら、試行錯誤の真っただ中です。

手術前にはやっぱり逃げたくなる。 でも、逃げても何も解決しないから、とりあえずここに留まる。勇気も前向きな気持ちもいらなくて、ただ逃げないことがとても大切。人生と似ています。

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