ピンチの時に、ジタバタもがいても 大抵のことはうまくいかない

2023.11.01

「ピンチはピンチ」。このマインドは、見習うべきポイントです。

「ピンチ 「はチャンス」は追い詰められた心を励ましてくれる言葉ですが、実際にピンチをチャンスに変えようとすると、とても大変な作業です。

ピンチから 抜け出そうと焦って「あれをやってみたらどうかな?」「この方法だとどうだろう?」と新しいチャレンジをしてもうまくいかず、それどころか事態がますます悪化……というケースは少なくありません。

またチームの場 合、それぞれが「ピンチをどうにかしよう!」と思うほどに足並みが揃わなくなり、戦況がさらに悪くなることもよくあります。チャレンジ自体は悪いことではないのですが、ピンチの時にさらなるムリは禁物です。

「期待」というものは厄介で、練習では「期待されているから、頑張ろう」という発奮剤にもなるのですが、本番になると、それがプレッシャーに形を変えて本人を追い詰めるもととなり、焦りや弱さにつながっていきます。

そういった意味で、自分への期待とは決していいではありません。

人間にエゴがある限り、期待を抱いてしまうものですが、できるだけ手放したほうがいいのです。

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