「やり抜く力」が最大 SNS を生ん だマーク・ザッカーバーグ

2023.12.14

フェイスブックの創始者で、世界長者番付の常連でもあるマーク・ザッカーバーグは、12歳で初めてソフトを開発し、18歳のときに開発した
「Synapse Media Player」がマイクロソフトから 100万ドルの買収額を提示されるなど、若い頃からその天才性を物語るエピソードに事欠かない人物です。

その経歴を紐解くと、だれでも天才的なひらめきによって成功を収めた人物だと思ってしまいますが、彼を成功に導いたものは、生得的な天才性だけではなく「やり抜く力」でした。

名門ハーバード大学に進学したザッカーバーグ は、在学中にフェイスブックを開発しましたが、それまでの間にふたつのサービスを開発し、失敗 をしています。

とくにふたつめのサービスは、一般生徒の画像を無許可で使用していたことで批判を呼び、オープンから4時間でクローズしました。

しかしザッカーバーグはあきらめませんでした。

それらの教訓を活かしつつ、情報のオープン性を主張してフェイスブックを開発したのです。

その後、フェイスブックの開発とサービス向上に注力するために、立ち上げ1年後にはハーバード大学を中退します。

彼の失敗は、フェイスブック開発以前だけでなく、設立後にも続きます。

その先 見性から多くの企業が買収を持ちかけ、初期メンバーはそれに応じるように求めましたが、彼は利 益よりもフェイスブックによって、世界がオープンで繋がったものにしたかったのです。

失敗してもあきらめない「粘り強さ」と、利益 よりも優先するべき「情熱」、つまり「やり抜く力」が彼を支えていたのです。

ザッカーバーグ本人も、成功のカギは「信念とグリットカ (やり抜く力)を持つこと」と語っています。

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