成功した自分を想像することは今の 自分に足りないものを知ること

2023.12.20

重要な目標を達成する確率を上げるためには、 「目的を達成したあとの自分がどうなっているか」 をイメージすることも重要です。

目標を具体的に設定したら、ぜひ次のようなことを考えてみてく ださい。

・あなたは自分の目標を達成したあと、どんな 「感情」を抱くでしょうか?

・あなたが目標を達成したことで「周囲はどう変化した」でしょうか?

いい気分に浸っているところに水を差すようですが、次にこんなことにも思考を巡らせてみてく ださい。

・そこに至るまでに「立ちはだかりそうな障害」 はなんでしょうか?

この流れで大切なのは、目的を達成したあとの自分と今の自分を想像して、比較してみることです。

この手法を 「メンタル・コントラスト」と呼びます。

もしあなたが、「エンジニアとしてのスキルを 磨いて年収○○万円をもらう」という目標を設定 したとします。

実際に目標を達成できた場合、どのような感情を抱くでしょうか?

おそらく、「能力が認められて嬉しい」とか 「さらなる高みを目指したい」といったものかもしれません。

いずれにしても、喜びの感情でしょう。

次に、周囲の様子はどうでしょうか?

年収がアップしたことで「旅行にたくさん行くことができて家族が喜んでいる」とか、「子どもたちをいい学校に通わせることができる」など、 明るいもののはずです。

では、そこに至るまでの障害についてはどうでしょうか?

メンタル・コントラストに気付く、つまり「そ こに至るまでの障害」をイメージできるようになると、目標を達成するために今の自分に足りていないもの、必要なことを明確に認識できるようになります。

「エンジニアで年収○○万円をもらう」 という目標達成のためには、もしかしたら次のようなことが障害になると考えるかもしれません。

・今は実作業メインだが、マネジメントやディレクションも行う必要がある

・最先端の技術を身につけて自分の市場価値を高めるために、社外のセミナーやスクールで学ぶ 必要がある

このように、今の自分に足りていないことがわかれば「エンジニアとしてのスキルを磨いて、年 収○○万円をもらう」という大きな目標に対し、 障害を取り除くために取るべきアクションが見えてきます。

「マネジメントやディレクションのポジション に就けるよう昇進試験に挑戦する」「知識を広げるために休日のセミナーに参加する」といった小さな目標設定ができると、具体的な行動にも移しやすくなるのです。

成功した自分を想像するのは、だれにとっても 楽しい作業でしょう。

しかし、今の自分に足りないものを自覚することは、成功をイメージすることと同じくらい重要な作業なのです。

今の自分に足りていないものがあまりにも多い 場合は、そのひとつひとつを取得していかなければなりませんが、これまでお伝えしてきたように、目の前のことをひとつずつやり抜いていきさえすれば、「足りないもの」はきっと手に入れること ができます。

グリット力が最も活かされないのは、「なにをしたらいいかわからない」という状態なのです。

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