まずは目標を立て達成に向かって努力する

目標を立てるのは簡単です。しかし、それを達成するためには各々が努力しなければなりません。

学校の授業では目標を立て、実現に向かって努力することの大切さは教えてくれますが、それを達成する具体的な方法までは教えてはくれません。

強い意志を持って目標達成に向かって歩き出したまではいいですが、途中で飽きてしまった、モチベーションが持続できずにあきらめてしまったということもあり得る話。

また、人間は強そうに見えても弱い存在です。

目標達成の途中で思わぬ誘惑に負けて挫折してしまった･･････という経験がある方もいるのではないでしょうか。

日本人が陥りがちなのが「努力すること自体が目的になる」状態でしょう。

ゴールはあくまでも 目標の達成です。日々の努力の積み重ねは、そこに至るまでの手段に過ぎません。

毎日、地味な努力を積み重ねるのは苦痛なものです。

人間がそれを我慢できるのは「目標の達成」というゴールを目指して前進しているからにほかならないでしょう。

それなのに、日々の努力 が目的になってしまったら、いつかは苦痛になって投げ出したくなってしまうのも当然です。

弁護士になりたい人が法科大学院に通って日々、法律の勉強をするのは司法試験をパスするためであり、法律を勉強することが目的ではありません。

この場合、ゴールは司法試験の合格で法科大学院 に通ったり、司法試験予備校で受験対策を行うのはそこに至るまでの過程に過ぎないでしょう。

「目的はあくまでも達成であり、日々の努力は その手段に過ぎない」という認識を持つようにしましょう。