グリット力なくして天才なしイチロー

2024.01.01

「特別なことをするために特別なことをするのではない。特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする」。

「努力せずになにかできるようになる人のことを天才というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、なにかができるようになる人を天才とい うのなら、僕はそうだと思う」。

グリット力そのものについて語っているようなこのふたつの名言は、どちらも同じ人物の言葉です。

世界の球界史に名を刻むイチロー選手が、自身の天才性について質問された際に、答えた言葉です。

何十年も「野球」というひとつのことに興味を持ち、情熱を傾け、技術を磨き続けてきた彼は、グリット力を語る上で打ってつけの存在です。

あらゆる努力をルーティン化し、その日その日で変化する自身の調子をチェックするために、毎 朝カレーを食べ続けていたエピソードひとつとっても、彼がいかに高いグリット力を持っているかを物語っています。

高いグリット力を持つ人は、おおよそ一般レベルでは比較できないほどの興味や関心を取り組む対象に持っています。

テーマによっては、何年、 何十年とかかわっていかないといけないこともありますから、それ相応の情熱が求められるのです。

飽きることを知らず、つねに新しい視点で高みを目指し続けたイチロー選手の野球人生は、グリット力そのものを体言した歩みといえるでしょう。

卓越した業績を残した人は、そうせざるを得ない強力な目的意識を持っているのです。

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